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#07 小説『メディック!』【第1章】1-6 俺×由良 夢のカケラ
第1章 俺×由良 夢のカケラ 1-6 前回のお話を読む(#06 第1章 1-5へ)第1章をまとめて読むはじめから読む(プロローグへ) * ――困った。 勇登はここ数日で本当に気づいてしまっていた。 ...
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#06 小説『メディック!』【第1章】1-5 俺×由良 夢のカケラ
第1章 俺×由良 夢のカケラ 1-5 前回のお話を読む(#05 第1章 1-4へ)第1章をまとめて読むはじめから読む(プロローグへ) * ――6年前。 「お父さんもういないんだね」 部隊葬が終わっ ...
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#05 小説『メディック!』【第1章】1-4 俺×由良 夢のカケラ
第1章 俺×由良 夢のカケラ 1-4 前回のお話を読む(#04 第1章 1-3へ)第1章をまとめて読むはじめから読む(プロローグへ) * その夜。 家に帰ると、飼い猫が飯欲しさにすり寄ってきた。 ...
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#04 小説『メディック!』【第1章】1-3 俺×由良 夢のカケラ
第1章 俺×由良 夢のカケラ 前回のお話を読む(#03 第1章 1-2へ)第1章をまとめて読むはじめから読む(プロローグへ) 店に連れてこられた勇登は、はじめキョロキョロと店の中を観察していたが、 ...
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#03 小説『メディック!』【第1章】1-2 俺×由良 夢のカケラ
第1章 俺×由良 夢のカケラ 前回のお話を読む(#02 第1章 1-1へ)第1章をまとめて読むはじめから読む(プロローグへ) * ナオは勇登が帰った後、彼が平らげたレバニラの食器を片付けながら、勇 ...
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#02 小説『メディック!』【第1章】1-1 俺×由良 夢のカケラ
第1章 俺×由良 夢のカケラ 前回のお話を読む(プロローグへ) 志島勇登(しじまゆうと)は額の汗を手の甲で拭いながら、喫茶PJ(ピージェイ)のガラス扉を思い切り押した。 ドアに取り付けられている真 ...
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小説『メディック!』 プロローグ
プロローグ 物心ついた頃から、引っ越しばかりしていた。 両親が航空自衛官という環境は、幸か不幸か俺に多量の経験をもたらした。 救難員の父と総務幹部の母は、結婚してからの殆どの期間、別々に暮らして ...