
第9章 俺×恋 変化 9-2
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閑散とした店内で、ナオは皿を洗う手を止めた。
――俺とつきあ……なに!?
つ、つきあたり?
つきあげ?とか――。
いやいや、それだと通じる日本語になってない。
つきあかりを見ないか?
それも、あり得ない。まさか、つきあう、とか――?
ナオは大きく首を横に振った。
百万が一そうだったとしても、勇登とはカウンター越しに向かい会うのが普通になってるから、そんなの変な感じだ。
――でも、万が一、付き合うことになったら、店の外で会ったりするのかな。
いやいや、期待しちゃダメだ。
ナオはにやけ顔の自分に気づくと、濡れた手で頬をつねった。
※この物語はフィクションです。実在の人物、団体、組織、名称とは一切関係ありません。